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2024/02/15 11:01

こんにちは!EPIgasです!

 

今回は、前回に引き続き、どうして点火装置が使えないのか?を掘り下げ、以下の2つの要因について考えていきます。


点火装置の電極(針金部分)が適切な位置からずれている

ガスを出し過ぎている

 

①~③の要因については前編で記載しましたので、前回の記事を見ていない方は先に前編をチェック!

 

点火のメカニズムと点火不良の理由

そもそも点火装置で点火するメカニズムは何なのでしょうか?大まかな流れとしては以下の通りです。


1.       ガスと酸素が混じって、バーナーヘッドに流れる

2.       電極から出る火花が混合気体に触れて発火する

3.       周りの気体も燃焼する(=火が点く)

 

燃焼には酸素が必要不可欠です。しかし、高地では平地よりも酸素が少なくなります。そうすると、混合気体の中の酸素の割合が低くなることから、酸素が少ない状態になりやすくなります。そのため一瞬の火花では、酸素の少ない気体に当たっても、きちんと発火しないという現象が起こり得ます。(同じ原理が理由で、電子式ライターも高地では着火しにくくなります)

 

点火のメカニズムと点火不良の理由が分かったところで、前述の④電極の位置ズレ、⑤ガスの出し過ぎが絡んできます。

 

点火装置の電極(針金部分)が適切な位置からずれている


電極の位置ズレが起こると、火花がバーナーヘッド以外に飛んだり、点火に必要な太い火花を発生させられなくなります。先端とバーナーヘッドの距離は約5mmが最適で、これより近くても遠くても機能しないことが多いです。


適切な位置に電極がある状態のREVO-3700ストーブの写真がこちら。電極の位置が写真とは違う位置にある場合は、修理にお出しください。最適な位置に調整してお返しします。




⑤ガスを出し過ぎている


家庭用コンロだと火力調整ツマミを回し切ったところで点火装置が作動するため、アウトドア用ストーブでもツマミを回し切って点火装置を使いたくなります。しかし、それが実は点火不良の原因なのです。

 

なぜかというと、火力調整ツマミを開きすぎるとガスの勢いが強過ぎて、ガスと酸素が適切に混ざらなかったり、一瞬の火花では混合気体にうまく接触できなくなるからです。しかも、パワープラスカートリッジは圧力が高いプロパンガスが多く含まれているため、レギュラーカートリッジよりもガスが強く出やすくなります。

 

対策としては、微かにスゥーとガスの音が聞こえる(1/4~1/2回転)程度ツマミを開き、点火スイッチを何回か押すのが最も効果的です。他に、鍋を載せた状態で点火装置を使用すると、鍋底に混合気体が溜まるため点火しやすくなります。

終わりに

点火装置での点火不良の原因と対策を前編・後編でご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。点火装置はデリケートなパーツのため、衝撃によりセラミック部分が破損したり、電極先端部の位置がずれてしまったりします。そのため、予備のマッチやフリント式ライター(昔ながらのガリッと回すライター)を持っていけば完璧です。それでは素敵なアウトドアライフをお過ごしください!

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