2024/02/09 16:55
こんにちは!EPIgasです!
今回は、弊社にもよくお問い合わせを頂く、「点火装置が使えない!?」という現象について、前後編の2回に分けて詳しくご説明します。
ちょっと長いですが、どうぞ最後までお付き合いください!
どうして点火装置が使えないのか?
点火しない原因は大まかに分けると、次の5種類があります。
①点火装置が壊れている
②ガスが出ていない
③気温がガスカートリッジの対応温度外
④点火装置の電極(針金部分)が適切な位置からずれている
⑤ガスを出し過ぎている
今回は①~③の原因について詳しく説明します!
①点火装置が壊れている
点火装置には白いセラミックでできた部分があります。このセラミックが割れると内部で漏電が起き、火花が全く出ないかパワーダウンします。セラミック部分に破損が見られる場合は、壊れている可能性が高くなります。
②ガスが出ていない
カートリッジとの接続で「増し締め」がされていないと、ガスが出ないため点火できません。カートリッジを接続する際は、ストーブ根元を指先でつまみ、カートリッジを垂直かつ真っすぐに取り付けます。カートリッジが自然に止まる位置まで来たら、少し力を込めて半回転ほど増し締めをしてください。ギュウギュウに締めなくて大丈夫です。
③気温がガスカートリッジの対応温度外
EPIgasカートリッジは、季節・気温に合わせて、それぞれガス配分を変えてあります。対応温度外のカートリッジでは液化ガスが気化せず、ストーブのツマミを開いてもガスが出ないため、点火することはできません。使用状況と環境に合わせたカートリッジをお選び下さい。種類ごとの使用最低気温は以下の通りです。
以上のことを確認して、それでも点火装置が使えない場合は、④電極の位置ズレ、もしくは⑤ガスの出し過ぎが考えられます。
後編では④と⑤について解説していきます!